漢方医学には『気・血・水(き・けつ・すい)』という概念があります。
「気」 は目に見えないもので、呼吸機能、神経、電気的エネルギー、遺伝的要素を指します。
「血」 は、血液とその働き(酸素や栄養を体中にくまなく運び、老廃物を回収する)
「水」 は、涙、リンパ液、尿、唾、など体の中にあるすべての体液のことです。
元気な心身を保つには「気(き)・血(けつ)・水(すい)」のバランスが大切で、
これらの巡りが滞るとさまざまな不調がおこると考えられます。
生命力の衰えている状態です。
この3つは、気候や環境を受けやすく、
たとえば梅雨は、高い湿度の影響で体内の「水」の巡りが悪くなります。
余分な水分がたまってしまうため、むくみやだるさといった不調を招くのです。
6月末頃からは冷房が体を冷やし、
7月ともなれば厳しい暑さが続くので、
今のうちに体を鍛えておくことが大切です。